ボードゲーム「チキンダイスの塔」のプレイ感想

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ボードゲーム
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神に近づくために、ダイスを積んでチキンな塔を建造しよう!

「チキンダイスの塔」
ゲームデザイン:蜂須賀敏浩さん
グラフィックデザイン:オマナザキさん

プレイ人数は2~5人。
対象年齢は8歳以上。

内容物は以下の写真の通り

初めて見たときはチキンダイスってなに?って思いましたが、チキン+ダイスの塔なんですね。
このゲームは6種類の大きさのダイスをどんどんと高く積み重ねていきます。

ただし、一番大きなダイスから順に積み上げていくわけではありません!

◆ルール説明

最初に全てのダイスを箱の中に振り入れます。

1番最初の人は1番小さな目のダイス(今回なら「1」のダイス)のどれか1つを机の真ん中に置きます。
そして真ん中に置いた人はダイスの目の数だけ点数をゲット。
次の人は、箱の中の1番小さな目のダイスから1つ選び、最初の人が置いたダイスの上に積み上げます。
そして「ダイスを積んだ人」が積んだダイスの目の数だけ点数をゲット。

これを繰り返し、どんどんと塔を高くしていき、塔を倒したら1ゲーム終了。
倒した人は積まれたダイスの数だけマイナスポイント。
全部で5回繰り返し、1番多く点数を稼いだ人が勝者となります。
(ただし、全てのダイスを積み切ることが出来た場合、最後に積んだ人が勝者となりゲームは終了します。)

◆プレイ後の感想

単純なゲームなのにおもしろい!

1番小さなダイスの上に1番大きなダイスを積み上げることもあれば、わざとバランスを悪くするためにダイスの端の方にズラして積んだり!

当然のことながら、高くなればなるほどバランスが悪くなっていきます!

繰り返しプレイしている内に、点数を稼いでいる人は「パス」をして点数が下がらないようにしますが、点数の少ない人は「パス」なんて出来ません。

なんとか点数を稼ぐために危険を承知でダイスを積み上げていきます。
しかし、他の人がパスするということは、それだけ倒れやすくなっているということ。

「早くしろよー」
「がんばれー!」
「くそー!」

などと、周りが煽ったり応援したりする中、点数が少ない人は塔を倒さないよう起死回生の一発を狙います!

まさにチキンダイスの塔!

成功すれば賞賛され、失敗すれば笑い話になる。
バランスゲームの醍醐味だと思います。

手軽に小さなスペースで出来るので、ちょっとした息抜きに遊びたい時におすすめです。

◆注意点

注意する点が2つあります。

  • 得点ボードが使いづらい。
  • 幼い子供がダイス誤飲する可能性。

1.得点ボードが使いづらい

このゲームの得点ボードは1周で20点まで記録することができます。
また、ゲームの性質上、獲得ポイントは-10点になることもあれば、30点になることもあります。
しかし、付属の得点ボードと得点マーカーだけでは何周目かを表現することが出来ません。
そのため、各自の工夫により周回表現(メモ用紙など)を用意する必要があります。

2.幼い子供がダイス誤飲する可能性

1番小さなダイスの大きさは1辺が8mmで、パチンコ玉よりも小さいので誤飲してしまう可能性が少なからずあります。
出来る限り、口に入れて良いものを判断できる年齢までは遊ばせないほうが良いでしょう。

まとめ

パッケージがコンパクトでルールが単純なので、旅行時のほんのちょっとした暇つぶしに最適です。
ルール説明も1分もかからずサクッと遊べます。
ただ、ダイスが小さいので、細かい作業が好きな人たちで集まるとき限定のほうが良いかもしれません。

これとは違い少し場所を取りますが、バランスゲームなら厚紙製のカードを使って遊ぶ「キャプテン・リノ」というゲームもおすすめです。

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