8月12日に新発売した34製の活かし水くみバッカン4(SSカラー)を購入しました。
他のバッカンと何が違うのか、色合いは?なども合わせて初心者目線で紹介します。
購入までの経緯
海に流れていったPROMARIN製活かしバッカン
去年から釣りを趣味で始め、初めて買った活かしバッカンはPROMARIN製AEC070 EVAハイパーメッシュ反転バケツ DX・角でした。
アジ・サバを狙う人には丁度いい大きさです。
バケツ満タンに水を入れると9Lも入って重いので、バケツの途中に穴を開けて
海に入れるときは簡易スカリ、海から出したら少し海水が少ないバケツ
という使い方をしていました。
壊れるとしたら、この穴が破けるんだろうなぁ、なんて思っていました。
6〜10月で月一程度で使っているので、それでも5年は買い替えなくて済むだろうと思っていましたが、そんなことはなかった。
購入から約1年経った2022年7月末、使用回数は月1回程度で10回未満。
釣れたサバ数匹を入れて海中にドボンと入れていたら、カラビナが割れてバケツが消え去っていました。
アルミ製のカラビナをつけていれば良かったと、とても後悔しました。。。
今回購入した34(サーティフォー)製バッカンは、流されていったこのPROMARIN製品の使用経験を活かしてレビューしていきます。
基本スペック
見た目
前作の活かし水くみバッカンⅢは正面のクリア部分に斜めの折り跡がついていたのですが、今作はついていません。
また、クリア部分にはロゴ等の邪魔な文字などが無いので魚をしっかり観察できます。
折りたたむことを前提に作られているためフニャフニャになっていますが、
折りたたむ必要がない人は、お風呂のお湯を入れておくことでまっすぐになるようです。
バッカン周りにはフック等を引っ掛けるループが5個もついています。
1つは移動時にロープを引っ掛けておく場所として使います。
残りの4つは、例えば1つをロッドホルダーに。
1つをエアーポンプの固定用に。
などなど、色々な活用方法がありそうですね!
サイズ
活かし水くみバッカンⅣは19cm×19cm×23cmの直方体で、PROMARINに比べると少し小さくなったなとはっきり感じます。
20cmを超えるアジ・サバを入れて陸に置いておくのは魚がちょっとしんどそう。
釣った魚が20cmを超える場合は、基本的には海に入れっぱなしで横向きにして、簡易スカリ状態にする使い方が良さそうです。
スカリ用ネットはまるでゴムラバー素材のように思います。
ここなら魚が不意に乗っても傷つきにくそうです。
折りたたむ事もできるので、私のように自転車で釣りに行く人はカバンに詰め込めます!
色のバリエーション
活かし水くみバッカンIVは、全3種類販売されています。
標準カラー:ブラックカモ
34のwebshop限定:CIRCLEカラー
SS店限定:ベージュカモ
朝マズメから日中にかけて釣りに行くことが多いため出来れば白色が良かったのですが、残念ながら販売していません。
(黒色だと太陽の光を浴びてすぐにバッカン内の海水が温まってしまうと思うんですが、どうなんでしょう?)
前作の活かし水くみバッカンⅢではメインが白色だったので、差別化ですかね?
それとも意外と釣り人には不評だったのでしょうか・・・?
黒よりは色の薄いベージュが良い!ということで、SS店に行ってベージュカモカラーを購入しました。
SS店とは?
スペシャルショップの略です。
直営店なのか販売店なのかよくわかりませんが、34の限定商品を販売できるお店のようです。
近隣のSS店の検索は公式ページで探してください。
ロープ
PROMARINは紐自体が運動会の大綱引きのようにねじれているものの、海水を入れるとツルツルと滑って持ちにくかったです。
持ちやすいために1〜1.5m間隔でコブを作って自作滑り止めにしたのは良い思い出です。
が、活かし水くみバッカンⅣは滑り止めが初期装備!
これは嬉しい!
また、ロープはハンドル部分に内蔵されておりバッカンとの接地箇所は2箇所なので、そうそう折れて流されていくことは無いでしょう。
魚の見え方
水を入れると透明で、きれいにバッカン内部を確認できます。
まだ釣りで使っていないので代わりにルアーを網に引っ掛けて写真を撮ってみました。
肉眼ではもっと見やすかったのですが、写真だと少し青緑がかっていますね。
これは真水なので、海水だと汚れがあったりしてもう少し見辛くなるかも?
やっぱり白色が一番だと思いますが、問題なく観察できそうです。
他社の前面クリアバッカン
他社の前面クリアバッカンは、なぜかロゴ等をせっかくのクリア素材に載せています。
私は会社ロゴを見たいのではなく魚を見たかったので、検討対象にしたものの購入しませんでした。
しかし、車でアジングに行く人にはとてもおすすめです!
①マグバイト製アクアライブバケツ
こちらは横幅が24cmもあるので20cm超えのアジが釣れても問題なく入れることができます。
しかも、底面にメジャーが書かれているので大体の大きさを測ることができる優れものです。
ロッドスタンドが2個も付属しているお得仕様!
ランガンがしやすそうなバッカンです。
弱点は、ロッドホルダーがついているので折りたたみが出来ないことです。
それに、魚を見たいのに会社ロゴが主張しすぎです。
クリア素材にロゴは不要だと思います!
②マルキュー製フィッシングギア クリア水くみバケツ MQ-01
正直これは最後まで悩みました。
大きさが26(W)×23(D)×23(H)cmと大容量!
前面がクリアで、背面は白という僕の希望そのもの!
上部のメッシュも今回の34製バッカンと同じように見えます。
周りには複数の接続部が付いているので、ロッドホルダーやエアーポンプもつけることが出来ます。
残念だったのが、
1. ロープを小さなカラビナで接続すること
いくらPROMARIN製はプラスチック製カラビナで、これは金属製とはいえ、もしかしたら外れてしまうんじゃないか・・・という不安が拭えません。
特にこういう形状のものは簡単に口が開いてしまう印象を持っているので怖かったです。
2. 折りたたみに対応していない
Amazonでの折りたためますか?の質問に対して、
折り畳めません:2票
折り畳めるけどクリア素材が痛む:1票
でした。
つまり折り畳むことを想定していない製品だと考えました。
3. 背景のイラストが好みでなかった
かわいらしいイラストは良いのですが、人物キャラクターが好みではなかった・・・
石や魚などのイラストだけであればよかったのですが・・・
今後の釣りが楽しみ!
以前は釣った魚をバッカンに入れても上から覗くだけでした。
釣れた魚を横から見たいなぁ、と思いつつも新しいバッカンを買う意味もないので諦めていました。
バッカンを失くしたことをきっかけに透明バッカンに乗り換えてみようとしましたが、意外にも全面クリアのバッカンはデメリットも多い。
(太陽光で海水が温まりやすい、周りに釣れた魚が見えるので釣り場が荒らされる等)
それでも「釣った魚を観察しながら釣りをしたい!」という思いを捨てきれず、探し当てたのがこの製品!
前面だけがクリアなので自分だけが魚を観察できて、太陽光の熱も全面クリアより影響が少ない!
9月に釣りに行く予定なので、釣れたら写真をアップしようと思います。
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